イオンカードはイオンでショッピングを利用する人が、お得に利用可能なクレジットカードです。
そこで、「ブラック」状態の人がイオンをよく利用するため、イオンカードを持ちたいと考えたり、審査は通りやすいんじゃないかって思っている人もいるかも知れません。
イオンカードはブラックでも審査に通るのか、そして、仮にイオンカードを延滞してしまうとどうなるのかっていうことも知っておきたいですよね。
ブラックの人がイオンカードを作ることができるのか、利用は可能なのかっていうことを詳しくご紹介したいと思います。
Contents
イオンカードってどんなカード?どんな特徴があるの?
全国のイオンをはじめとする系列店舗でのお買い物に便利な「イオンカード」。
毎月20日・30日の「お客様感謝デー」には、5%オフになるキャンペーンも実施されるため、普段からイオンカードが手放せない方は少なくないでしょう。
イオンカードには「ときめきポイント」というポイントプログラムがあります。
カードを利用すると、ときめきポイントが200円ごとに1ポイントつきますが、イオングループで使うなら基本の2倍ついてきます。
入会金・年会費無料のクレジットカード「イオンカード」は作りやすいとか、審査が甘いって話もありますし、作っておきたいって人もいるかも知れません。
クレジットカードは、何かを買うときに手持ちの現金がなくても購入できる便利なものです。
日用品の買い出しや公共料金の支払いなど、多くの支払いをカード払いにすれば、あらかじめ現金を用意しておく必要がなくなるので、現代人にとって必須のアイテムと言えます。
クレジットカードで払うことは、“購入したサービスや製品の代金をカード会社に立て替えてもらうこと”となのです。
だから、お金に困っているときに、クレジットカードはとても便利と言えます。
イオンカードのクレジット機能
イオンカードでショッピングすると、2回払いまでは手数料も無料です。
前月から当月10日までのイオンカード利用分については、翌月2日に引き落としとなっています。
また、毎月一定額を弁済するリボ払いもありますし、イオンカードを1万円以上の利用なら分割払も可能です。
イオンカードは誰でも審査に通る?
インターネット上では「イオンカードの審査は甘い」と言われることがあります。
そのため、クレジットカードの口コミサイトなどでは、イオンカードの審査が甘い理由を解説するような記事や口コミを見つけることができます。
これほど便利なカードですから、誰でもイオンカードを作りたいと考えるのではないでしょうか。
ブラックリストに載っていたり、借金があったとしても、クレジットカードを作りたい…って思ったときに、イオンカードはどうなんでしょうか?
イオンカードの申込資格
イオンカードの公式サイトによれば、申込資格は以下の通りです。
18歳以上で電話連絡可能な方なら、お申込みいただけます(高校生は除きますが、卒業年度の1月1日以降であればお申込みいただけます)。未成年の方は親権者の同意が必要です。後日確認のお電話をさせていただきます。
※引用:イオンカード公式サイト「ご入会の前に」
イオンカードが示す条件を満たす人であれば、カード申込は可能です。
審査に通過しなければカードを発行できないことを覚えておきましょう。
なお、イオンカードの申込フォームには「派遣・パート・アルバイト」「学生」「専業主婦(夫)」という項目があります。
そのため、会社員や公務員でなくても、イオンカードを発行できる可能性はあると考えられます。
また、未成年者がイオンカードに申込んだ場合は、カード発行前に親権者の同意確認が行われます。
イオンカードは基本的にはショッピングのためのカードですので、実は、イオンカードの入会審査は、申込み条件のハードルが比較的低いのです。
収入がない専業主婦でも申込み可能であることなどからそれほど審査が厳しいカードではないでしょう。
ブラック状態の場合は審査に通る可能性は低くなる
ただし、過去に借金の長期滞納をしていたり、借金の返済ができなくなって債務整理をしていたりする場合などの、いわゆる「ブラック」状態の人は審査に通る可能性は低くなります。
そのため、イオンカードは誰でも審査に通るというものではないと考えておきましょう。
査期間とカード発行までに必要な時間
イオンカードの公式サイトによれば、イオンカードの審査期間とカード発行までにかかる期間は以下のとおりです。
【審査期間】
(前略)カードの審査にかかる期間は、原則として、お客さまのお申込み情報が当社へ到着後、約1?2週間ほどかかります。※お申込み方法によって異なる場合がございます。(後略)
※引用:イオンカード公式サイト「よくあるご質問」
【カード発行期間】
(前略)通常、お申込みからクレジットカード発行お届けまでに約2?3週間程お時間をいただいております。(後略)
※引用:イオンカード公式サイト「よくあるご質問」
審査に通過できると、イオンカードが発行されて登録した住所に届きます。
審査落ちした場合は、カード発行見送りの通知が届きます。
審査でブラックでも通るようにするために何ができるか
過去に債務整理などを経験したり、返済を長期滞納していたりする場合などの金融事故情報は、データベースとして個人信用情報機関に蓄えられています。
このような情報は個人が新たにクレジットカードやローンカードを作るときに、そのクレジットカード会社などに個人の情報が提供されることになり、審査に不利になります。
しかし、打つ手がないのかと言うとそうでもありません。
自分の個人信用情報に誤りが記載されてあった場合は、訂正や削除を要請することができるのです。
または、個人信用情報は、クリーンにすることができます。
手数料はかかりますが信用情報機関に開示請求をすることで自分の個人信用情報を確認したり、もし内容に誤りがあれば訂正をしてもらったりすることも可能です。
そうすることによって、信用を回復し、新たにクレジットカードを作ることができるようになる可能性が高くなります。
例えば、借金を返したのに未返済になっていたり延滞となっていたりすることも十分考えられますし、ブラックでも相当古い情報だったり、時効になったような古い情報があれば、削除要請することができます。
「ブラック」状態はいつか解消される
個人信用情報が「ブラック」になっていると、イオンカードの審査に通る可能性は低いのですが、ブラック状態は時効があるのです。
実は、信用情報機関の情報は、一定期間で削除されるようになっています。
例えば、連続して申込みをしたことによる「申込みブラック」と呼ばれる状態は、半年ほどで情報が削除されます。
また、長期滞納の情報は5年、債務整理の情報は5年から最長10年で情報が消えます。
- 申し込みブラック…半年で削除される
- 長期滞納…最低5年で削除される
何度申し込んでも審査に落ちるという人は、まずは自分の個人信用情報がどのような状態になっているのか、信用情報機関に開示請求をしてみましょう。
ただし、過去にイオンカードの支払を債務整理した、長期滞納をしたという場合には、信用情報機関のデータは削除されてもイオンの自社情報に記録が残る可能性があります。
そのため、イオンカードで事故を起こした場合は再度契約することは難しいです。
でも完全にイオンカードは新しく作るという場合には、チャンスはあると考えておいてください。
イオンカードを滞納してしまう前にうつべき手
ここからは、イオンカードを使っている場合で延滞を起こさないために、事前にうてる策を解説します。
延滞してしまったことのある人はもちろん、まだ延滞こそしていないものの、これから支払いに使う予定だとか、延滞するかも…って方は参考にしてください。
返済のための資金を確保する
イオンカードの引落日となる毎月2日が近づいているのに、必要な金額が口座に入っていない……。
そんな場合は、まずは延滞する前に資金を用意することが必要です。
イオンカードからすれば、どんな方法であっても必要な金額が口座に用意されていれば、かまいません。
引き落としに使っていない他の口座があれば、そこから預金を移すなどの方法もあります。
売却できそうなものを売る
お金がなくても身の回りに不要なものがある場合は、それを売却して現金に換える方法があります。
売却先は近所のリサイクルショップの他に、最近はスマホのアプリで利用できるフリーマーケットサービスもあります。
返済日までに間に合えばいいので、クレジットカードを使ったとしても、それまでにモノを売却して、お金を作ればいいってことです。
イオンカードに電話で連絡を入れる
これらの手段を講じて、それでも引落日の毎月2日に間に合わなかった場合は、その時点でイオンカードに電話で連絡を入れましょう。
事前に連絡を入れても引落日を延ばしてくれるといったことはまずありませんが、自分から連絡することでイオンカード側に誠意を示すことができ、「この人は信頼できるな」と思ってもらえるはずです。
電話で口座にお金が足りないことと、お金を用意できるメドが立っていればそのことを伝えましょう。そうすれば、イオンカードからその後の動きについて指示があるはずです。
まとめ
イオンカードはとても便利なクレジットカードです。
しかし個人信用情報がブラックの場合には審査に通らない可能性がありますので、自信がない場合は、まずは個人信用情報の開示請求をすることが大切です。
内容を確認して間違いがあれば訂正すること、また事故情報が消えるのはいつまでか把握しておき、情報が消えていたら、申込みをしてください。